「範馬刃牙 ピクル編」2025/02/10

「範馬刃牙 ピクル編」アニメを観ている。
と、当時は分からなかった事がバシバシ理解るようになっている…。

つまり刃牙以外、特にグラップラー連中(と博士)以外は想像力が欠如している、ピクルと戦うということがどういう事になるのか想像を働かせないまま殴り合ってるし殴り合わせている(みっちゃんはさぁ…)。

漫画「範馬刃牙」シリーズは(今振り返ると)最初からずっと「板垣先生の想像力」VS「板垣先生の想像力」のセルフシャドーをしている話で、何故ならその終点がその想像力の頂点である範馬勇次郎の打倒だから。

なので想像の時点で勝ち目が無いまま戦っても勝てない(敵は想像力そのものだから)。烈さんの引き出しは中国拳法(=ほぼほぼ作中の『武』の頂点)のみなので、そのロジックが通用しない時点で勝ち目はない。あと烈さん試行錯誤するタイプでもないし…(そして今勝てないから一旦引いて戦略を立てるタイプでもないので末路はアレ(アレ))
グラップラー連中はまぁ想像力が無いとは言わないけど「試合はちゃんと『負けたら死ぬ』くらいの気持ちでやれよ」という規律が(主に最凶死刑囚編で)作られたので皆死ぬまで闘るんだよな…

あと「自分が強敵と認め勝利した相手のみを喰らう」という食性の生物にモノを喰わせる方法(4トントラックをブチのめさせて積荷の肉を食べさせる)、正に想像力って感じで面白かった(何度もやれる方法じゃないのでその場しのぎすぎるが…)

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