「劇映画 孤独のグルメ」視聴。2025/02/10
「劇映画 孤独のグルメ」視聴。
なんか知らんが劇伴のタムがやけに力強かった気がする。
ぶっちゃけ実写版はシーズン1の1話…2話まで観たかな?程度で一番長く接したのは原作1巻(もっと言うと正直コラ…)でしかなかったので、今作のゴローちゃんはほぼ初対面のゴローちゃんと言える。
モノローグで暴言どころか批判的なことを言わないし無茶苦茶な頼み事をなぁなぁで了承するし変なキノコを危機感なく食うしアームロックもしないので俺ゴローちゃん的には異質のようだが、原作から10年くらい経ったゴローちゃんならおかしくないのかもしれない。
個人的には原作孤独のグルメは「食者(独自概念)である主人公が食したモノに必ずしも肯定的ではない」ことが売れた理由、というか今で言う『バズ』の理由ではなかったと思っていて、「このわざとらしいメロン味!」とか、回転寿司で見かけた中年女性相手に「あの奥さん家に帰ったら平気な顔で夫や料理に大変そうに夕食を作ってお母さんは少しでいいからとか遠慮するんだろうな(大意)」とかそういう井之頭五郎(というか久住昌之の作風…)のみみっちさが谷口ジローの写実的で客観性のある画風とミスマッチしてたのが面白さの一つと思っていて、まぁ映画は映画なりの面白さはありましたね(ただ原作がもうちょいクローズアップされても良いとも思うが…アニメ化とかしねえかな)。
要は「食による救い」が全面に出てたのが原作との大きな違いで、配信でダラダラ観れる要素というか。なんかシリーズ進む毎に刺抜きされてったらしいっすね(伝聞)。正しい。